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【資源エネルギー庁】地熱開発理解促進事業支援補助金を採択

経済産業省/資源エネルギー庁は、地熱資源開発の推進を図るため、地方公共団体や温泉事業者等が地熱の有効利用を通じて地域住民への開発に対する理解を促進することを目的として行う事業を支援するために、補助金を交付しています。

 

参考①

参考②

 

オーバーフロー分の源泉や現在利用中の余熱、未利用の源泉を利用することは、非常に素晴らしいことだと思いますが、無秩序な地熱開発には反対です。

 

地熱発電所周辺の自然環境はもちろん、現在営業している温泉施設に悪影響を及ぼす可能性があるので、何でもかんでも再生エネルギーに賛成とは難しく、その理由としては『周辺の地形の変化』『泉温の変化』『温泉成分の変化』そして『温泉の枯渇』の可能性があるからです。

 

さらに発電後の蒸気や熱水は産業廃棄物扱いになり、河川に排出することが出来ません。

そのため、還元井から地下に廃棄することになりますが、そのままのお湯(水)ではなく、スケール対策のため硫酸などを添加するので『土壌汚染』『地下水汚染』『温泉水汚染』が考えられます。

 

また、地下廃棄は人為的に高い圧力で地下に戻す事になるので、そこで危惧されるのが『地すべり』『地震の誘発』『水蒸気爆発』です。

 

自然エネルギーの活用は大いに結構ですが、良い事ばかりではなく、温泉の枯渇から始まる温泉文化の衰退という危険性を秘めている事も知っておかなければいけない事実です。