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温泉カリスマ『八岩まどか』

1、温泉カリスマの氏名

八岩 まどか(やついわ まどか)

 

2、温泉カリスマの名称

温泉の歴史・文化研究家

 

3、現職

ノンフィクション作家


4、略歴

1955年熊本県生まれ。法政大学経済学部中退。業界紙記者、雑誌記者を経て、フリーランスに。「週刊文春」に連載記事を執筆するなどノンフィクション分野で幅広い執筆活動を行っていたが、93年に初の温泉研究書『温泉と日本人』(青弓社)を上梓してからは、温泉評論が執筆活動の中心となる。しかし、その後も、終戦直後の混乱期の女性ダンサーを描いた『銀座のマリー』(朝日ソノラマ)、日本人の匂いの感覚という感性の領域の歴史を取り上げた『匂いの力』(青弓社)、性同一性障害の人々に取材した『トランス・セクシャル――心の性で生きる』(朝日ソノラマ)、日本各地に存在していた猫信仰を紹介した『猫神様の散歩道』(青弓社)など、皮膚感覚や感性の領域を軸とした日本の歴史・文化・民俗の掘り起こしにも取り組んでいる。温泉関連著書に、上記の他、『温泉と共同湯』(青弓社)、『混浴宣言』(小学館)等がある。

 

5、温泉カリスマの認定理由

1993年に著書『温泉と日本人』を上梓し、それまで観光一色だった温泉の世界に、歴史・文化的研究の光を当てた。以後も、共同湯を中心とした源泉の所有・管理形態とそれに伴う温泉地域の自治組織などをテーマにシンクタンクであるヒューマンルネサンス研究所と共同研究を行った成果をまとめた共著『温泉と共同湯』、江戸時代まで日本における温泉と銭湯に共通する入浴文化において一般的であった混浴という入浴文化について考究するなかから、温泉という空間が身分や政治支配といった現世的価値観とは異なる、神社や寺院と同一の神的な存在の支配する世界であると認識されており、その意味では社会的なアジールとして存在していたことを明らかにした『混浴宣言』などを執筆。温泉に関する民俗・習俗・信仰を中心に、温泉の歴史・文化について、温泉地での実地調査・研究活動を幅広く行ってきている。

 

6、温泉カリスマとしての格言

不思議なもので、風呂のなかでは、その人の人間性が見えてしまう。社会的地位や貧富の差を取っぱらって、誰もが平等に裸になる空間だからだろうか。それが温泉の醍醐味である。

 

7、温泉カリスマとしての講演テーマ

日本温泉の入浴文化

共同湯を中心にして伝えられてきた地域自治

 

8、ホームページ他

 

 

 

 

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